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テイラーズ リフレッシャー 進化するファーストフード店はとことんスローフード サンフランシスコのウォータフロント地区にあるフェリービルディングはサンフランシスコと周辺のカウンティを結ぶ船のターミナルの役目を果たす歴史的なビルである。かつて労働闘争の聖地だったその場所は今では大理石の床に有名高級食材店とレストランが立ち並び、グルメの人の聖地となっている。フェリープラザの外には週に4日青空マーケットが開かれ、地元の農村から直送されるオーガニック野菜が売られ、カルフォルニアは立派な農産業が経済を支えているのだと再確認させてくれる。 そんなフェリープラザで開店している店にいわゆるスターバックス的な店はない。オーガニック八百屋、家族経営の肉屋、こだわりのチーズ屋、高級きのこ専門店、キャビア、魚屋、チョコレート、souzai-ya, そしてレストランでは西海岸で一番(と批評家が言っている)高級ベトナム料理屋のスランティッドドアなどもこの聖地に移動し、まるで「新宿デパチカ戦争」(?)のようなスローフード激戦区である。 そんな中ファーストフード店テイラーズリフレッシャーはかなりの評判でいつもレジに並ぶ人が外にあふれ出ている。ここはもともとナパバレーに近い町セントへレナに1949年にオープンしたダイナー。 自動車で乗り付けてそのまま食らうというアメリカの典型的なファーストフードのレストラン形態をとりつつも、一流のローカル食材を選抜し、高級なファーストフード店として人気を博している。サンフランシスコでオープンするにあたり、古きよきアメリカのダイナースタイルのインテリアで統一し、(シルバーのスツールなど50年代風のインダストリアルな店内)またマーケットストリートをごろごろ走るFトレインを眺めながらお食事できるオープンスペースを設けている。 ここでのお勧めはもちろん定番のバーガーやフレンチフライ、そしてフィッシュタコスも人気である。 ミルクシェイキはあくまで手作り感重視でこってり。バーガーはジューシーでメディアム。 肉もよいものを選別しているため、ちっとも脂ぽくない。またお勧めはAHI TUNAのバーガー。わさびとセサミオイルのアジアン風味でステーキくらいはあるBBQミディアムレアのAHI TUNAをおいしいバーガーバンとともに。 (しかしこれを食べるとやっぱりパンではなくご飯が食べたくなる。) 味もアメリカのファーストフードにしては濃すぎずとってもおいしい。 値段は6ドルから12ドル。 プラスいろいろつけて(フレンチフライとかオニオンリングとか)一人15-20ドル。これをファーストフードとしては高いとみるか、それとも安いと見るか。 でもファーストフード的な外見に騙されてはいけないです。 ここはれっきとしたスローフードですから。またワインやビールもあり、大人のファーストフードという感じ。 ランチやちょっと忙しいけどおいしいものを食べたい平日の夜のテイクアウトにはもってこいです。 Taylor's Refresher Ferry Building Marketplace Ferry Building, San Francisco (866) 328-3663 #
by pacificheights
| 2004-08-28 17:19
| American
ノースビーチレストラン 「ゴットファーザード」になれるイタリアンレストラン 創業以来27年もの間イタリア人街ノースビーチで君臨し続ける人気の高いレストランのひとつである。ノースビーチレストランのファンはもちろん観光客にも多いが町の有力者にも多い。前市長のブラウン氏(ウィリー)はここがお気に入りでメイヤーズテーブルと呼ばれるお気に入りの席でよく見かける。さらに彼を中心に、なんとかコミッティーの連中とか政談をする弁護士や利権グループ代表者、選挙のときなんかはゴシップを拾う新聞記者などなど。さしずめサンフランシスコ版、自民党幹部が集まる赤坂の小料理屋というべきか? そんな大人な料亭に欠かせないのが、態度がでかいお客様に古きよきサービスの限りを尽す名物女将。(ちなみにここのレストランのオーナーは女将ではなく男性だが。)オーナーのLorenzo Petroni は10代のころイタリアフィレンツェ近くのLuccaから移民しレストランで下働きをしながらレストランビジネスを覚えたたたき上げの人である。そしてどんなお客様も(一見さんも政治家も)まるでマフィアのドンのように大切に扱う。どっしりとしたオーナー が店の前に立ち、そして初老のイタリア人ウェイターが何十年前のイタリアマフィア映画にでてくるような給仕服を着て、「セニョール、セニョリータ」とサービスを尽くすのである。 ここのレストランはとにかくサンフランシスコ一長いと呼ばれるワインリストがすごい(300種類ほどはあるらしい。)イタリアよりもイタリアワインをそろえる店として名高いが、なんとオーナーのロレンツォはワイン好きが高じ、自分でワイナリーを経営してオーガニックワインを出している。(Petroni Vineyards,Sonoma County) またこの人、オリーブオイルなんかも手作りしている。見た目はまったくもって兄貴系だか(失礼)とってもまめまめしい人である。そしてここのレストランにはビンテージワインマニアならよだれもののワインセラーでお食事もできる部屋もある。 さらにたくさんの生ハムがぶらんぶらん下がる部屋、通称“プロシュートルーム”などびっくり個室もある。これは兄貴系XXファミリーの人が会合するときFBIに盗聴されないように厨房で会食する、というコンセプトでデザインされたとしか思えない。もちろんゴットファーザーの大好物、シガールームもあるので兄貴系も大喜び。 しかしそれにしても兄貴度が高い雰囲気である。夜も更けるとオーナーがゆっくりとした足取りでテーブルを回り一人一人に挨拶にくる、そんな時にはもう確実にゴットファーザーの音楽が頭の中を流れてくる。(あくまでイメージ。)そして「今日はXXXさんの紹介できました。」などと告げると「Oh 、XXX さん。….(流れるゴットファーザーのテーマ曲、あくまでイメージ。)XXXファミリーは元気かね。(目を細めながら。シシリー島を回顧しているのか?)」「(えーと、ファミリーってあのファミリーって意味じゃないよな。)はっはい。元気です。とっても元気です。(焦)」「….そうか。ぜひ僕からよろしくを伝えてくれ。会いたいと。」(カピーシュ。あくまでイメージ。) というわけでとにかくメニューの多さ(伝統的トスカーナ料理)、ワインリストのすごさ、びっくりルームなど目白押しだが、さすがに兄貴の皆さんはケーキを食べないのか甘いものがいまいちである。スィーツメニューもいたって普通。ここらへんがいわゆる若い女性グループが少ない原因かもしれない。(ノースビーチは独身の男性グループが若い女の子をナンパ目当てでくるバーが多いが、もしそれ目当てだったらここへいってはいけない。)でもそんなことアニキは気にしないぜ。女子供よ。甘いものはほかで食え。ここはな、大人の男の社交場なんだよ。アニキはケーキなんて喰わねんだよ、カピーシュ。(あくまでイメージ!) North Beach Restaurant 1512 Stockton Street San Francisco (415) 392-1700 #
by pacificheights
| 2004-08-27 10:40
| Italian
フィレンツェ バイ ナイト 数あるノースビーチのイタリアンレストランのなかでも新橋親父系が喜ぶ本場のトスカーナ料理 サンフランシスコのノースビーチはたくさんイタリアンレストランがあって、どれがいいのか迷う。 観光客が多いところはおしゃれだけど味はいまいちだ。 そこでノースビーチの中でもいわば「新橋サラリーマン系の真打」(と思われる)レストランがここ、フィレンツェ バイ ナイト。 お店の人はなんとか「ロマンチックなレストラン」にしょう!とがんばっているフシがある。若いカップルだと特等席(窓際)にご案内。 盛り上げよう、盛り上げよう、という心意気が感じられる。 まあそもそもこのレストランは見方によってはロマンチックである。 (照明暗めとかテーブルクロスがあってキャンドルがともるとか、それなりの素材はある。) がいかんせん新橋サラリーマン系。 やはり出張です、とかビジネスです、 とか中高年のカップルがたまにはじけてます、とかが多い。 しかし味はうまい。 どっちをとるか? (やっぱ味でしょう。 ちょっとださいところもまた魅力のひとつ。 だって新橋のガード下とかめちゃくちゃうまいもんね。) ここでの人気はニョッキでみんなこれを頼む。 また新橋親父系にはどでかいステーキも人気である。 またおいしいイタリアンワインも取り揃えており、気がつくと軽く一本や2本は空けていることとなる。 こうるさい新橋親父系を喜ばせる丁寧なサービス。 そして今日もいっきに3キロくらい太ってしまい、「あしたからはダイエットだな、なんて無理だな。 ぐはははあは。」などと笑いながらガード下へ消えていくのである。 Firenze by Night 1429 Stockton St San Francisco, CA 94133 TEL (415) 392-8485 #
by pacificheights
| 2004-08-25 15:28
| Italian
ジャクソン フィルモア トラッタリア アメリカ人のアメリカ人によるアメリカ人のためのイタリアン サンフランシスコのパシフィックハイツ、アッパーフィルモアストリートになぜか毎晩異常に混みあっている小さなレストラン。 ジャクソン フィルモア トラッタリアはまさにジャクソンストリートとフィルモアストリートの交差点にあり、予約システムすらないような小さなレストラン。 コケイジョンに人気が高いレストランである。 それはやっぱり 「ほれ、おまいらかっこつけてフレンチだイタリアンだアジアンだなんだといってもやっぱりこういうマンマな味がたべたいんでしょ? だってお前らはやっぱりはアメリカ人だもんね。」とびしびし星条旗魂へ直球を投げ込む、「ザ正統派アメリカ人の味付け」だから。 (よって日本人にとってはちょっと味が濃いように感じるのですが。) このレストランはイタリアンなんんていいつつも「やっぱりお袋の味だぜ。」ということでしょうか。 そして肉はどでかく、香辛料がよくきいてる感じ。 チーズあくまでたっぷり。 そしてパスタはこてこてにクリーミー。 (やっぱり日本人には濃いと思うの。) 常連のおっさん連中はバーのスツール席に座り、「最近はドットコムが連中がいなくなってよかった。まったくいあいつらは秘書とかアシスタントとかのくせにBMWとかに乗ってよくここにきてでかい顔をしてたんだよ。」なんぞ話しながらワインをくいくい飲む。 そして子供も多く、わりあいとファミリーな感じ。 でも遊びなれているいわゆるヤッピー系が多い。 席は少なく、いつも座れない人が店の外にあふれかえるので早めの時間にどうぞ。 Jackson Fillmore Trattoria 2506 Fillmore Street TEL (415) 346-5288 #
by pacificheights
| 2004-08-25 14:48
| Italian
コリアンビレッジレストラン 焼肉焼肉焼肉!の日にもくもくの木炭の煙にまみれ、ぎとぎとになりながらわいわい食べるレストラン おいしい焼肉が食べたい。できれば席についたとたんに本場韓国のようにたくさんの小皿がばーと並んでキムチやらナムルやらこんにゃくやら小魚やらををつつきたい。 肉は手もみでほどよく味がついていてほしい。 そして骨付きカルビはお店のおばさんがでっかいはさみでほいほいと切り分けてほしい。 タン塩はレモンで食べたい。 石焼びびんばはスープをどばどばいれて、やすっぽいかねのスプーンでこね回してから食べたい。 のどがいたくなるくらい辛いちげをふーふーしながらJINNROがかぶかぶのみたい。 そんな時にお勧め。 ギアリー通り沿いにあり、たくさんの韓国料理が並ぶエリア。 カソリックスクールのSTAR OF SEAの真向かいにある。 あたりでの駐車場はさがしやすい。 そして汚いかっこでいくべし。 店内もほかのお客さんからのもくもくで熱くなるのでTシャツを着ていく。 安い!そして店内は暑い! Korean Village Restaurant 4611 Geary Blvd, San Francisco, CA 94118 TEL (415) 751-6336 #
by pacificheights
| 2004-08-24 16:10
| Korean
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